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様々なエンジニアの関わり

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IoTは様々な技術の集合体

IoTは、単に「モノ」にコンピュータを内蔵するだけでなく、モノからモノへとネットワークを接続し、ネットワーク経由でモノを動かしたり制御したりする技術が必要なので、IoTには様々なITスキルが必要になることがわかります。つまり、IoT専門の特殊技術があるというのではなく、既存の技術をいかに組み合わせていくかがカギになります。
では、IoTを扱うエンジニアの市場では、どのようなスキルを持ったエンジニアが求められているかというと、主に組み込み系やWeb系の開発エンジニアの需要が多い傾向があるようです。Web系のエンジニアは、ネットワークやサーバー、セキュリティの分野に関する知識と技術があるというのが一般的ですが、組み込み系のエンジニアが持っているような機器本体の制御に関する知識や技術はあまりないことが多く、組み込み系とWeb系の両方のスキルと経験を兼ね備えた人材はなかなかいないのが現状です。また、ユーザーがIoTの操作に使うスマートフォンアプリの開発にはまた別のスキルを持ったエンジニアが必要になるので、IoTの開発には複数で別ジャンルのエンジニアを集めてひとつの大きなプロジェクトを遂行していくことになります。

連携の必要性

そのため、それぞれのエンジニアが他の分野のエンジニアと密に連携する必要があり、個々のエンジニアがバラバラに仕事をしてしまうと「モノ」と「モノ」をネットワークで動かすことは難しい作業になってしまいます。IoTのエンジニアに求められるのは、高い専門性はもちろんのこと、他のエンジニアとの連携をスムーズに行うことができるコミュニケーションスキルと、他のIT分野の知識も取り入れる柔軟性です。
普通のシステム開発などの場合、ここまでエンジニア同士が関わるようなことはなく、それぞれの分野に集中することができるため、幅広い分野に通じたバイタリティを持つエンジニアが育ちにくい環境がほとんどです。しかし、これから先のITの未来を考えると、今後はIoTのエンジニアに求められているようなやり方も多くなってくることが予想できるので、自分の分野以外の理解を広げて仕事に活かすという意識を持つようにすることも大切です。

エンジニアは慢性的に不足している

IoTの開発を支えているのは、主にWeb系と組み込み系のエンジニアですが、IoTの専門知識を包括的に備えたエンジニアはほとんどいません。そのため、様々な分野のエンジニアを組み合わせて、それぞれが知恵と技術を寄せ合いながら協力してシステムを開発しているというのが現状で、IoTを専門に扱うことができる人材の育成が急がれるところです。

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